ESSEI#2022.12
ぐっと冷え込む12月。
冬の生活に、
完全に切り替わることをお知らせしてくれているような、この寒さが好きです。
ここにいると葉っぱが多く茂っていた夏の木々や花達が、すっかり落ち葉になって、歩く度にカサカサと鳴る音だったり
yema(猫)の散歩は蛇や蝉、やもりと出会っては食べたり遊んだりしていたのが、もぐもぐとひたすら草を食べるように変わったり、
私達もゆっくり寝たり、自身と向き合う時間が長いように感じます。
「過不足のない」
という言葉がとてもすきです。
減りすぎたら良くないし、満たしすぎてもいいってものじゃない。ということが身近な出来事を通して感じます。
贅沢な食事ばかりだと体に負担がかかるし、良い経験ばかりにフォーカスを当てすぎても良くない。
バランスというものが大事ということ。
喜びや出会いと同じくらい、悲しみや失敗や別れも体の中を巡り巡って全てを受け止めてくれるまわりの人間や、現実や、そして自分がいるということ。
私達は今年、色々な出会いや挑戦を通して喜びや未来が見えたことと同時に失敗や後悔もありました。
でも、不思議な話ですが、自分達の欠点を認めた瞬間に視界が広がるようなことが、その度に起きたように感じます。
その、ひとつの”人生の楽しみ方”をこの1年で感じれたことは、今年の最大の学びかもしれない。
さて皆さんはどんな一年だったのでしょうか~?
ギャラリーでは、若菜の初個展を行っております。
タトゥーアーティストの彼女の個展は、初個展のプレッシャーに負けず、じっくりと段階を踏んで、とても完成度の高い空間になりました。
作品数はそれほど多くないけれど、洗練された、彼女らしい展示となります。今月の20日までとなりますので見られたい方はお早めに。
そして12月29日の最終営業は特別編として
・餅つき
・焼き牡蠣
・のざきのラム串
・じっさまの豚汁とおにぎり
・ソラトブカオリのお料理
・太子町ナチュールワインnomamon
など、お祭りのようなマルシェのような形での営業で今年を終わりを迎えます○
駐車場に限りがありますので、人数制限がございます。来られる方は電話でもDMでも、一報お願いしております。
それでは皆さま、
過不足のない、ちょうどよい1日をお過ごしください。