ESSEI#7.2022
夕方の陽射しがとても情緒的な最近。
庭の緑も、生命力の全開。
あふれんばかりの濃い葉の色にエネルギーをもらっています。
最近はというと4人暮らしが1ヶ月を越え、しっくりくるように。
変化を感じたことがひとつ。
それは会話の質。
私はパッと口から出る言葉と思っていることが違うことが良くある。
語彙力がないといえばまさにその通りだし、
組み立て方や感じたことを表す単語をあまり知らない。
文章はたくさん考える時間があるので好きだけど、
会話では完全に相手に伝えきれてないことを常にもどかしく感じる。
だけどミーティングだったり、
0からなにかをみんなで作るとき。
簡単に言うと「そんなこと言ってられない場合」に限り、
「その」会話ができていた。
恥ずかしいほど詩的になっても伝えるし、
相手を理解するためのベストな言葉をかけれたり、
頭はホットでも冷静に周りが見れたり。
相手もわからないことを沢山質問してくれる。
結果が当初と違えども、満足感とその結果に自信を持てるような話し合いができていた。
その、モードみたいなもの。
それが、最近は常日頃からできるようになっていることに気づく。
皆んなが自分のことを相手に伝えたり
相手のことを受け入れることへの抵抗感が
どんどんなくなってきているのだ。
簡単にいうと、
なんとも日本人らしい「皆んなと同じ意見じゃないと仲良くしてもらえない」感覚から
「みんな違ってみんないい」に。
分かっているつもりだったけど、
きちんと体感した。
コミュニケーションに1番必要なのは言葉の巧みさではなく、相思相愛なんだ〜。
私は私のまま、ゆっくり言語化できるように努力しようと思えるこの環境に、
いつも感謝をしています。
そして心の余裕からか、生まれていく新しいレストランのメニュー。
とても暑くなりそうな今年にぴったりの
ひんやりとしたものを試作中です。
喜んでもらえるといいな。
本日もいい1日をお過ごしください。